シロタ株

・シロタ株はラクトバチルス属、カゼイ種です。

 

・シロタ株の効果

  • 便秘予防と解消
  • 大腸がん予防
  • 花粉症予防

シロタ株は、京都大学(旧京都帝国大学)の故・代田稔博士が、1930年に強化培養に成功したことで知られる乳酸菌です。当時、代田博士はチフスなどの感染症で命を落とす子供たちを助けるため、乳酸菌の研究をし、生きたまま腸にたどり着ける乳酸菌を発見したのです。有名な「ヤクルト」は代田博士が5年後にその乳酸菌を商品化したものです。

 

シロタ株には強い整腸作用があり、1日に100億個以上、4週にわたって摂取すると、摂る前に比べて腸内に住むビフィズス菌は3倍以上に増え、悪玉菌は5分の1にまで減少したというデータがあるそうです(ちなみにヤクルトには1本につき200億個が含まれています)。

 

さらに、喫煙の習慣のある人がシロタ株を飲み続けた場合、66%の人はNK(ナチュラルキラー細胞)の活性が回復したという報告もあるとされているため、大腸がんや膀胱がんの発がんリスクが低減する可能性も示唆されていると言われています。

 

そのほか、シロタ株はアレルギー症状の緩和にも効果を発揮するとされています。アレルギー症状は免疫細胞であるヘルパーT細胞のうちのTh1とTh2のバランスが崩れることで発症しやすくなると言われていますが、シロタ株はそのバランスを整えることで、花粉症をはじめとしたアレルギー症状を軽減すると考えられています。

参考文献
後藤利夫 『あなたの知らない乳酸菌力』 小学館